投稿者「tetro」のアーカイブ

エアパーク

春休みなのに何もしてないなぁと思って,浜松航空自衛隊基地内にある浜松エアパークに遊びに行って来ました.

展示資料館にはステルス研究機「心神」の模型や,F-2の試作機,F-1が展示してありました.
F-1,F-2は整備パネルがはずしてあって,エンジンやら弾薬庫やらを見ることができました.
 

展示格納庫には自衛隊の飛行機を中心として様々な飛行機が展示されていました.
係員の人に聞いたところ,この飛行機は全て過去に実際に飛行したものだそうです.
奥にあるブルーインパルスのT-2はコックピットに実際に乗ることができます.操縦桿やラダーなどは一応固定されているものの,軽く力を加えると実際に尾翼が少し可動しました.ちゃんとつながっているんですねぇ.
 

時間をかけてじっくり見たかったのですが,午後4時に閉館ということで急いで見回りました.
次に行くときは午前中から行って,のんびりと見たいですね.

マスコット

ぼーっとプログラミング関係のページを見ているとこんな画像を見つけました.


google先生の作ったプログラミング言語「go」の公式マスコットgordonくん.
・・・なんかウザいと思うのは僕だけでしょうか.滲み出る手書き感と,目を合わそうとしない姿勢に思わず「こっちを向け!」と言いたくなります.

それでちょっと気になったので有名所の言語のマスコットを調べてみました.
まず,有名なJavaのDukeさん.

googleで「java duke」と検索すると,ギターを引いてる姿や馬に乗っている姿,ドーナツを食べている姿などを見ることができます.さすが業界一の有名人ですね.

PHPのマスコットは「elePHPant」です.ダジャレです.

Perlのマスコットはラクダです.
オライリーのPerl本の表紙がラクダだったため,なしくずし的にマスコットになったそうです.

 

 

最後は,D言語のマスコットです.

・・・gordonよりもよっぽどウザいです.
ポーズといい,デザインといい,もうちょっと何とかならなかったんでしょうか.おもわず非公式マスコットかと思ったのですが,ちゃんとD言語の公式ページでその姿を見ることができます.
しかし,なんの脈絡もなく唐突に画像が張ってあるうえに,文章ではまったく触れられておらず名前すら不明です.ほんとうになんなんだこいつは.
D言語,公式概要ページ

他にももっといるかと思ったんですが,意外とマスコットが決まっているプログラミング言語ってのは少ないみたいです.
MySQLのイルカやらLinuxのタックスやら,ソフトウェアにはマスコットがいっぱいいるみたいですが.もっとみんなマスコットを決めるようになったら,愛着が湧くようになっていいですね.

Microsoft Flight

Microsoft Flight Simulatorシリーズの最新作,Microsoft Flight(以下MSF)が無償公開されたのでプレイしてみました.

実は前作であるMicrosoft Flight Simulator X(以下MSFSX)の発売後に開発スタジオが閉鎖されてしまったので,「もうMicrosoftはフライトシムを作らないのかなぁ」と思っていました.・・・が,昨年末に唐突にMicrofostが新作のフライトシムを製作中だと公表されました.MSFは最近流行りの「基本プレイは無料」商法なのでとりあえずインストールし,水上着陸までプレイしたので感想を少々

プレイしてまず思ったのが,飛行機の内装と周囲の景観がとても綺麗でした.前作よりもかなりポリゴン密度とテクスチャ密度が上がっているようで,ある程度近寄ってもスカスカな感じは受けません.ただ,ライティングやエフェクトは前作からあまり変わってないような気がしました.まぁでも前作でライティング,エフェクトは既に結構リッチだったのでいいんですが.

MSF(新作)
 

MSFSX(旧作)
 

MSFの景観は,前作と比べて無茶苦茶密度が高い
 

前作と比べて劣化したと思ったのは雲です.MSFでは小さな雲がまばらに配置されているだけで,前作のほうが見栄えが良かったかなと.ただ,まだそれほどプレイしたわけではないので,もしかしたら飛行時の天候によるものかもしれません.

左:MSF,右:MSFSX
 

あと,MSFでは飛行機が停止した状態でEキーを押すと・・・.なんと飛行機から降りて移動することができます!さらに,飛行機に近づいてEキーを押すと再び乗ることもできます.ただ,歩行しているときに壁にぶつかるとほぼ100%めり込んで動けなくなりますw.そんなときは下を向きながらバックすると壁から脱出することができます.

左:飛行機から降りた状態,右:リフトには乗れません
 

あと一つ残念なのがマルチディスプレイに対応していないっぽいことです.設定画面やらなんやらをいろいろ見てみたのですが,どうにもマルチの設定項目はなく・・・.というか設定項目が全体的に前作よりも減っています.前作は多すぎるくらいの設定項目数だったため,良くなったとも言えますがちょっと少なすぎる気もします.操縦感覚も楽になっていますし要求スペックもそこまで高くないので,異常なまでにマニアックだった前作から反省して今作はライトなユーザも楽しめるように作ったのかもしれません.

 

なぜか日本語での情報ページが全然ないですが(3/6現在wikipediaにすら項目がない),英語がわからなくても手軽に飛べちゃうのでとりあえずインストールしてみてはどうでしょうか.

バイラテラルフィルタ

シェーダネタ2
テスト週間の現実逃避にバイラテラルフィルタを実装してました.

バイラテラルフィルタは簡単にいうと画像のエッジは残しつつ,平滑化を行うフィルタです.
実装はt-potさんのページを参考に,いろいろいじりながら作りました.

下のような元画像に対して,デプス値によるエッジを考慮しながらガウシアンフィルタをかけます.
 

下の画像がフィルタ結果です.左がσr=1.0, 右がσr=0.2です.
σrはデプス値による重みの分散で,小さいほどエッジを残そうとします.
結果は,σr=1.0ではポットの輪郭がぼけているのに対して,σr=0.2では輪郭は残しつつポットの領域をぼかすことができています.
 

効果がわかり辛いため,チェック模様に対してフィルタをかけてみました.
左から,元画像,σd = 1.0, σd = 0.2です.σd=0.2のほうが輪郭部分で元の模様が強くでています.
  

前回作ったSSAOは遮蔽度のサンプリング数が少ないとレンダリング結果が汚くなるので,このバイラテラルフィルタをかけてやるといいらしいです.

実行ファイルソース