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3DCGとかプログラミングとか

技術書典2のあとがき

技術書典2に参加された方、スタッフの皆様お疲れ様でした。おかげさまで20部ほど持っていったのですが完売しました、ありがとうございます。最初は5部売れればいい方かぁと@touden256さんと話していたのですが、まさか完売するなんて、とびっくりしています。

技術書典2がtenteroring projectとしてはじめて参加する同人即売会だったので、まずはちゃんとした「同人誌」をつくれるのだろうかから不安でした。(印刷所へ入稿する方法やフォーマット、文章メインでPDFで入稿しようとしたとき裁ち切り線とかどうなるの?みたいな)電話で問い合わせたら印刷所の方が稚拙な説明にも丁寧に回答してくださいました。

自分たちで書いた「同人誌」がこうして紙として刷られた状態になって届けられると素直に「おぉ~」と感動しますね。sierraさんの「宗教上の理由」でHTMLで書きたくてCSSで組版したのですが、ヘッダー・フッターがちゃんとずれていないかとか綴じ代はアレでいいとかフォントサイズが~等々ありましたが、本としての体裁が保てたのでよかったと思います。

当日の反応なのですが、タイトルを見て買おうと思っていましたという方がいらっしゃいまして、泣きそうになりました。

何人かいらっしゃいましたが、3D出力をしてる・してみたいんだけど市販の書籍の作例だとレベルが高い、「なぜその形状にしたのか」がなかなかわかりにくいようでして、こうした「つくってみた本」のような本はいいですねと言われました。失敗学じゃないですが本を書くにあたって意識した点でもありますので、参考になれば幸いです。

このあと改造するのですか?というのもありましたが、フルカラーにしてスイッチを押すと色が切り替わる、ループタイにしてみる等の構想はありますがいつ実現するのかは未定です。改造したときはおそらく改訂版も書くことになると思います。

ここからは反省点です。

原稿の管理にGitを使っていたのですが、共著の@touden256さんとのやりとりが煩雑になってしまいました。次回以降、また書く場合はBitbucketを使うことにします。また、Gitの勉強会をtenteroring projectでしようかなと思っています。

打ち合わせのログを必ず残しましょう。何か別の用であったときに「ついでに」打ち合わせすることがあり、あとあとになって「アレ?ここなんでこういうふうにしようとしたんだっけ」みたいなのがよくありました。打ち合わせをするときは打ち合わせをメインに会い、ラップトップ持参する。あと細々したものは

  • お金の管理がざっくりしていた(ザックリこれくらいつかったよーしか把握していない、ログを残す)
  • 部数の確認(即売会当日、あれ?いまで何部売れたんだっけ?ってなった)
  • ホワイトボードの活用(〇〇を□□で△△しました!とか書いてあるとパッと見わかりやすい)
  • あらかじめ昼ごはんを買っておく(お腹が空く)
  • 名刺は机の上に置くよりあらかじめクリップ等で本に挟んだほうがいい

感想です。

会社にいると技術的な事も含め色々な制約でなかなかやりたいようにできないことが多いと思います。このような場があるとアウトプットが出来る上にインプットも出来てとても有意義だと思いますし、今回サークル参加して非常に良かったです。機会があれば(技術書典に限らず)(ネタがあれば)参加したいと思います。


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