はじめに
デスクトップ環境にあったM5Stackの開発環境をRasPi4に移すことにした。
RasPi4のOSは、Raspberry Pi OSではなくUbuntu Desktop 22.04.3 LTS を積んでいる。
公式のImagerでマイクロSDカードに書き込んでいる。
Arduino IDEの設定
公式のドキュメントを参考にセットアップをした。
Arduino IDEのインストール
公式のホームページよりインストーラをダウンロードする。今回の場合、RasPi4上のUbuntuなのでLinux ARM 64 bitsを選択する。
ダウンロードしてきたファイルを解凍し、install.shをたたく。
ボードの追加
環境設定を開き、追加のボードマネージャのURLを追加する。
https://m5stack.oss-cn-shenzhen.aliyuncs.com/resource/arduino/package_m5stack_index.json
メニューから「ツール」の「ボード」から「ボードマネージャ」を選択し、検索フィルタに「m5stack」と入力し、出てきたオフィシャルのパッケージをインストールする。
SDカードの件があったのでバージョン1.0.6をインストールしようとしたがエラーが発生した。そのため、バージョン2.0.8をインストールした。
ライブラリのインストール
最後に、メニューから「スケッチ」の「ライブラリをインクルード」から「ライブラリを管理」を選択し、検索フィルタに「M5stack」と入力し、必要なライブラリをインストールする。
シリアルポートの設定
タカオさんのブログを参考に進めた。
Pythonライブラリのインストール
Pythonでシリアル通信するためのライブラリをインストールする。
sudo pip install pyseria
pipはPythonのパッケージインストーラで、Ubuntu Desktop 22.04.3 LTS にはインストールされていなかった。別途インストールをする。
ポートの設定
brltty をアンイストールし、ポートの権限を変更する。
sudo apt autoremove brltty
sudo usermod -a -G dialout $USER
sudo chmod a+rw /dev/ttyUSB0
さいご
コンパイルと書き込みができるようになった。
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