はじめに
X(旧Twitter)で一時無料になっていることを終わった後で知った。でも、便利そうだったので購入した。
導入
購入
Blender Marketより購入する。Fullで$40(2024/7/6現在)で自分が購入したときは日本円で6600円くらいだった。円安つらい。
はじめ、Coreオンリーでいいかな?と思ったけど、Smartを使って設定したりするのでFullを買ってよかったと思った。
インストール
公式のインストール手順に従う。
ZIPファイルをダウンロードし、Blenderのプリファレンスを開き、インストールボタンをクリックする。
ダウンロードしたZIPファイルを選択し有効化する。インストールするアドオンは「Auto-Rig Pro」と「Proxy picker」の2つ。
一旦、Blenderを閉じる。
ダウンロードしたファイル群から「io_scene_gltf2.zip」を解凍する。さらに「io_scene_gltf2_XX.zip」も解凍する。(XXはBlenderのバージョン、4.1なら41)
Program Filesの「Blender 4.1→4.1→scripts→addons」のフォルダの中に同名のフォルダがあるので差し替える。
正常にインストールができるとサイドバーに「ARP」ができる。
使い方
下記リンクを参考にセットアップをした。
- https://cgbox.jp/2022/07/06/blender-auto-rig-pro-01/#index_id5
- https://cgbox.jp/2022/07/07/blender-auto-rig-pro-02/#index_id0
- https://yuni-wiki.com/blender/how_to_use_auto_rig_pro/
- https://zenn.dev/brainvader/articles/86c0db30c62664
- https://note.com/ide856/n/n631519f2f03f
体の設定
体のモデルを選択し、「Auto-Rig Pro: Smart」の「Get Selected Object」ボタンをクリックする。
「Full Body」を選択して「OK」ボタンをクリックする。
体の各部位にマーカを設置する。
背骨や首のボーン数、腕や足のねじり用ボーン数など変更できるが、とりあえずデフォルトの設定で「Go!」ボタンをクリックする。
「Add Facial」で顔の設定ができるが、自分のモデルだとエラーが発生してしまった。体のリグを作ったあとに顔のリグを作ることもできるので、ここは一旦、体だけを設定する。
顔の設定
また体のモデルを選択し、体のモデルを選択し、「Auto-Rig Pro: Smart」の「Get Selected Object」ボタンをクリックする。今度は「Facial Only」を選択する。
顔に合わせてマーカを設置と、眼球のモデルを設定する。
配置できたら「Go!」ボタンをクリックする。
目のボーンの調整
おそらく、球体を想定して目のボーンは生成されるようです。自分の目のモデルでは円盤状のためなのか、生成されたボーンが短かったです。そのため、リグコントローラを生成して視線のコントローラを動かしてもキレイに追従しませんでした。
一旦、「Match to Rig」をクリックして、「Edit Reference Bones」をクリックしてボーンを編集できるようにします。目のボーンを調整して、再度「Match to Rig」をクリックします。
バインド
あとは、モデルとリグコントローラを選択し、「バインド」ボタンをクリックする。
服など別のモデルも同じようにバインドしていく。
さいご
以前はモーフで表情などちまちま作っていたのだけど、フェイシャルリグがあるおかげでだいぶ楽になった。手足もIKが設定されているのでポージングも楽になった。
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